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2024/04/20 (Sat) 21:45
Posted by cyan (しあん)
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2013/08/28 (Wed) 22:43
Posted by cyan (しあん)



今回、動画化が難航した原因のひとつが、主人公の声の問題で

元々ソフトークという個性の強い合成音声であったものを
そのイメージを損なわずに、さらに関西風味かつ
ユーモラスな棒読み気味に生の声で演じるというハードルの高い条件でした。

どのくらいハードルが高かったかというと
2年前から何人もの方に台本読みをお願いして
どうしてもイメージに開きが出来てしまい
とうとう断念しかけていたぐらいです。




お芝居をする人にとって
目立った感情の起伏も、動作も、事件も伴わない長ゼリフ
この『棒読み気味』という抽象的な状態はものすごく捉え辛く

『どうしろというの?』

という無茶な注文で。
だいたい他に言い方が無いからそう言うだけで、実際抑揚の無い『棒読み』ではダメなワケで。


そして『関西風味』は、シリアスな商業アニメやテレビドラマでも
それを台無しにしてあまりある酷いアクセントのエセ関西弁をたびたび見かけますが
あれは決して手抜きではなく、身に付いた日常の発音以外をするというのは
ちょうど他言語の発音が
たとえ指導を受けても完全再現できないのと同じ様に困難なものなのです。



また関西弁というと、テレビで見かける女性漫才師の大阪弁を想像されるかもしれませんが
あれは非常にアクが強調されており、非日常的なもので
一般の日常会話のドラマに沿うものではありません

しかもオカミキはそもそも大阪弁ですらないので、漫才言葉など到底使えるはずもなく
まったくサンプルの無い状態、見本無しの想像でやらなければならなかったのです。



世間では、アニメ的な大げさなお芝居や
理解しやすさを『演技力がある』と評され
常に求められがちですが


『普通に』『日常風に』『芝居がからずに』
等のお芝居は、本来の演ずる事と矛盾しており
非常に高等で難しい演技なのです。



声のご協力をして下さった皆さん、本当にありがとうございます。m(_ _)m

cyan






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